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    船長は天職 力仕事もなんの

    2015.02.10 Tuesday

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      船長は天職 力仕事もなんの 
      • ルツェルン湖で運航する客船の操舵(そうだ)室に立つレベッカさん。「船の仕事が天職」と語る
      •   山々に囲まれたスイス中部のルツェルン湖。

          観光用として、地元住民の移動の手段として欠かせないのが約20隻の客船だ。この船を操るレベッカ・ベンツさん(39)は、女性船長の草分け的存在だ。

          「お客さんとの新しい出会いがある。こんなすてきな仕事はない」

          乗船切符の検札係などを経て、8年前、小型の客船を操縦する船長の資格を取得した。この湖で客船を動かす約60人の船長の中で、初の女性となった。

          スイスでは、女性の社会進出が進むが、船乗りのなり手は少ない。ロープを使って船体を岸に寄せるなど力仕事が女性に不向きと思われたからだ。

          レベッカさんは、「50キロ・グラムのバーベルを上げ下げしている」と、体力づくりにも取り組み、男性が独占してきた職業に踏み込んだ。船上でお客さんの笑顔にも励まされてきた。

          現在は700人乗りまでの中型船の船長を務め、操縦が難しい蒸気船も操る。レベッカさんに触発された女性も多く、現在、ルツェルン湖で女性船長は5人まで増えた。

          「船長の仕事は天職と確信している」。湖面から冬の冷たい風が吹く甲板で力強く語った。(ルツェルン 石黒穣、写真も)