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    狩猟解禁駆除に期待…兵庫

    2015.02.03 Tuesday

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      狩猟解禁駆除に期待…兵庫 

      鹿、イノシシ3月15日に延長

       

      • 狩猟解禁に合わせて箱わなを仕掛ける山内さん(兵庫県丹波市春日町で)
      •   兵庫県内の狩猟が15日、解禁され、狩猟者登録を受けた人が各地の山に分け入り、わなを仕掛けたり、猟銃で獲物を狙ったりした。

          解禁に合わせ、猪(しし)肉を使ったボタン鍋が名物の店には予約が急増。鹿やイノシシによる農作物被害が深刻化する中、農家からは駆除への期待の声も上がった。

          狩猟期間は2月15日までだが、鹿とイノシシは3月15日まで延長される。10月末現在、県に登録されている狩猟者は4312人。

          丹波市春日町の山裾ではこの日朝、狩猟歴約50年の山内秀樹さん(73)が鉄製の箱わなに扉を設置し、狩猟許可番号を書いた札をおりに取り付けた。山内さんは猪肉の販売も行っており、昨年は兵庫、京都両府県で捕獲され持ち込まれた150頭を精肉した。「去年並みの収獲を期待している」という。

          篠山市二階町の料理旅館「近又」では、解禁に合わせボタン鍋の予約が急増しているといい、女将(おかみ)森本初美さんは「年配のリピーターに加え、阪神地域の若い世代の客も増えている。最近はワインと一緒に味わうこともおすすめして、なかなか好評です」と話していた。

          一方、今年、収穫直前に約20アールの米の大半をイノシシに荒らされた丹波市春日町在住の女性(66)は「手間暇かけて育てた作物が被害にあうと、農業を続ける気力が失せてしまう。根本的な駆除対策をとってほしい」と訴えていた。

        農林業被害7億9400万円

         

          県によると、野生動物による農林業被害額は昨年度7億9400万円に上った。中でも、鹿(3億300万円)、イノシシ(2億6900万円)の害が目立つ。

          特に鹿は農作物に加え、樹皮も食べて木を枯らすため、荒れた森林が増えて土砂災害が起きやすくなることも懸念されている。

          県は、鹿捕獲の目標を年間3万5000頭と設定し、各市に頭数を割り当てている。昨年度の捕獲数が5209頭と県内トップの豊岡市は今年度、県の割り当て(5260頭)を上回る6500頭の目標を掲げた。狩猟期間とは別に許可を得て行う有害捕獲を中心に、狩猟者への報奨金を増額するなど対策を強めている。

          狩猟者の高齢化も進んでいるため、県は人材養成にも力を入れ始めた。但馬県民局が独自に行ってきた「狩猟マイスター育成スクール」を今年度から全県に拡大し、受講生を募っている。